好印象を与えよう
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中身も大事ですが、見た目も意識して下さい
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初対面の人と会うのには、それなりの服装というのがあると思います。工場をされている方がスーツではなく作業着で対応されるのは全く問題ありませんが、最低限の清潔感などはあったほうがいいでしょう。
調査に協力する意思をアピール
調査は通常2~3日ですが、初日の約1時間は、調査官から会社概況などについて尋ねられます。いつ創業か、どんな業種か、組織、主な販売・仕入先、業界の様子などについてです。
ここで、雑談のように和やかであっても、調査の一部であることを忘れずに、 尋ねられたことのみを真摯に答えましょう。
そして、このときに 調査に協力する旨を伝え、できれば 調査を早く終わらせてもらえないかとお願いしてみてください。 すべてが短くしてもらえるわけではありませんが、短くしてもらえるケースも多々ありますので、言ってみる価値ありです。
○はじめに調査に協力する旨を伝える
「コピーが必要であれば、おっしゃってください」
「必要な書類があれば、おっしゃってください」
○調査時間が短くなれば、リスクを軽減できる
○調査時間が短くなれば、拘束される時間を短縮できる
中身も大事だが、見た目も大事
「人間は中身だ」というご意見は尤もですが、初対面の人が2,3日で中身まで掌握することは困難です。その場合、 やはり見た目で判断せざるを得ない 部分もでてきます。
経営者なら、人を採用するとき、取引先と初めてお会いするとき、 相手の第一印象を重要視して決めることがあるでしょう。高価で華美な服装は避けて、失礼に当たらない服装を清潔に着るだけのことです。また、時計やアクセサリー、かばんや靴についても豪華で高価なものは、調査期間中はなるべくなら避けましょう。
そして、 何よりも効果的なのは笑顔です。
調査という非日常的な状況に置かれているときこそ、笑顔でリラックスしたいものです。調査官も調査のプロとはいえ、初対面の人には少なからず緊張されているはずです。
【第一印象(見た目)は大事】
(服装)
□ 高価で華美な服装は避ける
□ アクセサリーや時計も、給料額に相当しないものは 避ける
□ ブランドの鞄も見られている
□ 作業着も清潔にする
(態度)
□ 言葉遣いは丁寧にする
□ 相手は調査のプロ、目はきょろきょろしない
□ 悪いことをしているわけではないので、対等に接する
□ 威圧的な態度をとらない
□携帯電話を常時触らない