平成25事務年度「法人税等の調査事績の概要」
⑴ 法人税の調査事績の概要
・ 平成25事務年度においては、大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人9万1千件(前年対比97.2%)について実地調査が実施されました。
・ このうち、法人税の非違があった法人は6万6千件(同96.8%)、その申告漏れ所得金額は、7,515億円(同75.2%)、追徴税額は1,591億円(同75.8%)となっています。
⑵ 法人消費税の調査事績の概要
・ 平成25事務年度においては、法人消費税について、法人税との同時調査等として8万7千件(前年対比98.1%)の実地調査が実施されました。
・ このうち、消費税の非違があった法人は4万9千件(同98.3%)、その追徴税額は378億円(同79.7%)となっています。
他にも、無申告法人や海外取引法人等、消費税還付事案等に対して、より厳しい調査が行われているようです。
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国税庁「平成25事務年度 法人税等の調査事績の概要」
2014.11.15執筆
(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。